第1章 始まり(5)

幼馴染の女の子が一人いたのと、

朝の通園の時には小学校に通っていた

子供も4~5人いたのでいっしょに

連れて行ってもらっていたが、

帰りは幼馴染の女の子と2人だけだった。

 

知っている人は多くないと思うが、

シブ草やイタブと呼んでいた植物を

道端や少し道をそれて採ってきては、

おやつ替りに食べながら帰っていた。

 

その中でも野イチゴやアケビ等は

ちょっとしたご馳走だった。

 

川のそばまで行くとシャブシャブという

木の実にもありつけた。

 

こんな自然のものがおやつだったので、

加工されたお菓子等は殆ど口にしていなかったし、

周りには店も何も無いので欲しがりもしなかった。

 

駅から保育園までは駅2つ(約20~30分)

汽車に揺られて川沿いの線路を走り、

保育園のある最寄駅である吉野生という駅からは

また歩いて20分位なのだが、

ここでもよく道草をするものだから

予定の時間に着かないこともよくあった。

 

この頃通園途中の汽車の中で、

少しおしゃまな心が芽生え

興味本位でよく覚えてはいないが

幼馴染とファーストキスを交わしている。

 

これが初恋という感覚もないのだが、

幼き日の思い出の1ページというところだ。

 

こんな具合に家を出て保育園に着くのに

1時間以上かかるので、

保育園にいた時間のことより

通園のことのほうがよく覚えている。

 

その保育園も私たちが卒園して

2~3年で統合されて

小学校の近くに移転されていて今は無い。

 

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