私が生を受けた時、家族は私を含めて7人。
大正生まれの祖父、祖母、
昭和6年生まれの父と母、
昭和33年生まれの姉、
昭和34年生まれの兄と昭和43年生まれの私の7人。
他に犬や猫、鶏や小鳥等もいっしょに生活していた。
祖母は既に他界しているが、
幼少期、少年期には本当に世話をやいてもらっていて、
いつも頼りにしていた。
農作業や家事の合間にもよくくっついていたものだ。
私が小生意気になっていった小学校高学年~
高校を卒業する頃までは本当に
申し訳ない言葉や態度で接してしまい、
祖母には何の孝行も出来ず別れてしまっている。
祖母の人生については私が生を受けて
自意識を持ってからしか解らないが、
幸せだったのか疑問に思うくらい
苦労を重ねた人生だったような気がする。
そんな祖母の夫である祖父は
私が生まれた時は生きていたようだ。
私が抱きかかえられている写真も残っているが、
物心ついた頃にはもう既に他界していた。
当時としては珍しいくらい腰の軽い人だったようで、
あちこち行っていたと聞く。
詳しくは分からないが、
祖父と祖母の間には死産した
父の兄弟が何人かいたようだ。
父と母は昭和6年の生まれで、
父は戸根家の10代か11代目の長男として
一生を全うし続けている。
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