第2章 家族(4)

姉、兄と母親が違うことを知ったのは、

小学校3~4年生の頃だったと思うが、

実家の近くにある墓地の一つに父親である

仁妻と彫られた墓石を見つけてハッと気付いたものだった。

 

その後あまり時間を置かぬうちに、

母親方の従兄弟達と遊びに行った際に、

従兄弟がそのようなことを口を滑らし

(何の悪気も無かったが)確信を深めた。

 

その時までも今もなお親からは何一つそんな話は聞いていない。

 

姉も兄も何も言わないし、姉、兄として

血も繋がっている訳なので、特に問題も無いし、

扱いや接し方にも何ら違和感も無かったので

私自身も何も気にはしていないが、

姉も兄も少なからず寂しさを感じていた事だと思う。

 

私もそんな子供の頃知った事実を未だに

親戚を含めて身内には誰にも話したりしていない。

 

誰からも聞いていないし、誰にも話さないので、

ひょっとしたら親、姉兄、親戚方は私だけが

知らないと思っているかも知れない。

 

いつか誰かに聞かされる時が来るかも知れないが、

その準備はその事を知った時から出来ている為、

何ら動揺することは無いだろう。

 

誰からも聞かぬ話を誰にも話さないと子供の頃から

貫いてきた事を幼き私自身に感謝しておこう。

 

姉も兄も今は地元の愛媛県内に住み

(兄は実家に入り家を守っている。)

それぞれ家族を持ち、その子供たちも成人し、

姉は既におばあちゃんの称号も得ている。

 

・・・つづく

 

自分史作成は、ZIDEN.produce.

www.ziden-produce.jp

 

 

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コメント: 1
  • #1

    小泉 (月曜日, 01 4月 2013 21:24)

    次の話たのしみにしています(´・ω・`)

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