先生も周りの大人も誰一人として特別扱いはなく、
仲良く過ごしていた時空間だった。
その後行動範囲も拡がり、
少し大きな街や都市の人間と接していく中で、
この小学校時代の仲間が如何に貴重で
思い出を共有する仲間であったかと今思い知る。
そんな中でも特に仲良く付き合っていた友達は
今でも気の許せる友人と言える。
恐らくみんな姿形はその時の面影はおぼろげとなっていて、
どこかですれ違っていても気づかないのかと思うが、
お互いを認識すれば急激に時間をタイムスリップして
懐かしい空気をその場に醸し出す事かと思う。
その証拠に、数年前に集まった同窓会が
その空気感を物語っていた。
(因みに私もこの会を発起し、企画、運営に携わった一人だった。)
それでは小学校時代の思い出やエピソードを
時系列にお話したいと思う。
小学校入学当初の事は実はよく覚えていない。
緊張感でそわそわしていて、
何となくガラリと環境の変わった印象だった筈だ。
1年生、2年生の頃は体も小さく体力もないので、
周りについていくのに必死だったような気がする。
学校で学ぶ勉強も基本中の基本で
知識を積み上げるのに非常に大切な時間だった訳だが、
その頃どう習い勉強していたかも殆ど覚えていない。
何より環境や人に慣れるのに
神経はフル稼働していたかと思われる。
1年生、2年生の時の担任の先生(坂本先生、松本先生)
には私と幼馴染の家が遠かった事もあり、
細かく心を砕いて頂いていたのを子供心にも感じていた。
・・・つづく
自分史作成は、ZIDEN.produce.
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