第3章 成長(8)

詳しい事は後で知ったが、小学校の講堂(まだ体育館ではなく)

と隣接の建物そして裏山が全焼し、

理由も事故か事件かも分からぬままだった。

 

先生も生徒も、町内の大人たちも

ショックを隠しきれなかった。

 

ただ巻き込まれた人はいなくて

人的被害は無かったことは不幸中の幸いと言えよう。

 

その後数日自宅待機だった気がするが、

火災後初めて学校に登校した時に見た光景は

事の重大さを痛感し言葉も無かった。

 

私たち子供はどう捉えていいか判らぬまま

ただ大人に従うよりほか無かったが、

毎年の行事も出来ない状況で、

新しく体育館が竣工したのは

卒業式にやっと間に合う頃だったかと思う。

 

この小学校時代に出会った人たち、友人、先生、

そして様々な思い出や成長の記録や記憶は

欠けがえのない強固で輝かしい

珠玉の宝である事は間違いない。

 

それらは誰からの賞賛もなく

栄光とも言えない無形のものだが、

誰しもが大事に思い忘れがたき時間であって欲しい。

 

全ての人が持つ純粋無垢な真水の様な心で

過ごした尊い記憶と信じる。

 

小さな小さな集落で生まれ育った私には、

小学校時代の6年間は小さな社会を学ぶ絶好の機会となり、

同時に自分自身を認識する時間とも言えた。

 

楽しくおおらかな時間だった小学校時代を過ぎると、

自立と社会性を学ぶ事となる中学校時代となる。

 

・・・つづく

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