第5章 基盤(3)

そんな中、私はというと大人しくて真面目な学生として

穏やかな田舎から来た小柄な男の子ということだから、

いきなり緊張状態となる訳だ。

 

同じ町の中学からは同校に3人入学し、

私は機械科のクラス、もう一人も機械科だったが別のクラス、

そしてもう一人は電子科に入っていた。

 

要するに3人とも皆クラスメートは

初めましての状態だったのだが、

私の他の2人は入学後早々に

やんちゃ組(いわゆる不良)に属し、

そのうち1人は2年生になる前に退学することになった。

 

彼とはその後1度も会っていないし、

声さえ聞いていない。

 

一時期チンピラのような事をやっていたと

風の噂に耳にしたことがあった。

 

そんな環境の中で私が自分を失わずにいられたのは、

誰よりも厳しい環境に自らを置いていたという自負心と

自分で作っていった体力、知力の成長、

それと周囲にいた先輩の強さも影響があった。

 

まず入学時隣の町から同校に通っていた先輩たちと

朝の通学は共にあったのだが、

周りからはちょっと恐れられていたその先輩たちに

守られるような感覚であったのと、

高校入学と同時に入部したサッカー部の先輩も

その中にいた為に、何かと面倒を見てもらっていたのだった。

 

 

 

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