第7章 変化(3)

出発については調整もあるが、

早くて1~2ヶ月後位の話だったのだが、

結局渡米したのは話があってから

1年を過ぎる頃となっていた。

 

その間たまに本社から準備について連絡があったり、

東京支社のエアクラフト・マリン本部という

聞いたことも無かった部署から

航空機の雑誌や記事が送られてきた。

 

社長との話の内容は私の方から

直接所属していた部署の責任者に報告した。

 

その後部署内の上司、先輩、同僚はもちろん、

同期の仲間にも話したのだが、

殆どの人には居なくなることに

多少残念がられながらも応援して頂き、

背中を押される思いだった。

 

ただ一人だけ悔しさも隠さず、

なぜ承知したのかと問い詰めてきた人がいた。

 

その人はその当時お付き合いを始めたばかりの彼女で、

付き合い始めてまだ数ヶ月というところだった。

 

やっとお互いのことをよく分かり合うように

なってきた矢先の話に、

彼女のことよりも仕事を選んだと思われたようだった。

 

私としてはアメリカに行っても

航空機の操縦ライセンスを取得したら

日本に戻ってよいという話でもあったので、

3ヶ月~半年の間だから

別れるつもりもなかったし、

気持ちが離れるとも思っていなかったのだが、

結局のところアメリカ滞在は1年を要し、

日本に戻ってからも勤務地は大阪ではなく東京となり、

北海道の飛行場と東京で従事することとなってしまい、

彼女とは長くは続かない結末となってしまった。

 

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