因みに飛行学校の方でも教官について
ついてくださった人が日本語のわかる人で、
普段の訓練は日本語でやりとりして頂いていたので
パニックになる事はまず無かった。
かといってそれに甘んじるばかりでは
試験はクリアできない為、
それなりに必要不可欠な専門用語や
英会話は独学で勉強していた。
飛行訓練用の教材は当然ながら全て英語で、
ライセンスを取得するための
テストやチェックフライトは全て英語な訳だから、
コミュニケーションや文章が全く理解できないと
何もクリアできない訳だ。
恐らくこんなに勉強したことは無いと思われる位の事は
私なりにはやっていたと思う。
本来やりたかった事でも好きな事でもない訳だから、
投げ出したくなるところだが、
自分で決断した事だし、
出来ないと帰してもらえない訳だから、
それはもう何とかしなければという思いだった。
普段の業務や日常生活は日を追うごとに
上手くこなしていたが、
飛行訓練と英語でのコミュニケーションには
最後まで苦労させられた。
飛行訓練については、
所定のカリキュラムに沿って行われていたが、
当初1~2ヶ月は基本的な操作や
飛行訓練場上空近辺での訓練と、
離陸着陸が主な訓練で、
教官なしのソロフライトでもこのあたりは
上手く出来るようにもなっていった。
コメントをお書きください