その夜は結局徹夜となり朦朧とした状態で・・・ 第14章 不遇(4)

その夜は結局徹夜となり朦朧とした状態で仕事に向かった。

 

妻もこの夜は家にすら帰って来なかった。

 

その日は山形に移住して6年目の春で、

桜の花も散り始めていた季節だったと記憶する。

 

それからの私はとにかく冷静さを

失いながらも日々を送りつつ、

結局一人で悩んでも何の解決にもならないし、

当事者間で話をしても感情的な話に終始する有様で、

どうにもならない状況と感情で

身も心もズタズタであった。

 

それでも私は一つ一つ問題を解決すべく、

義父や義母からの妻への説得や、

活動していたSGの先輩たちからのアドバイスや

直接的なアプローチも試みて頂きながら、

可能であれば何とか一時的な過ちとして解決し

元の軌道に修正を図ろうと、

裏切られたショックを抑えながら試行錯誤していた。

 

私が我慢したり過ちを許すことで

問題の解決が図れるのならそうしようと、

己の心に言い聞かせるようにしていたのだった。

 

とっころが彼女の方はと言うと、

既に次のパートナーも傍にいることもあってか、

とにかく私と別れる事を前提とした考えを元に

言動を繰り返すばかりだった。

 

その為には誇張して私を悪人扱いもするし、

脅しかと思えるような事まで口走っていたのだから、

全くもって自分のやっていること、

言っている事を否定する言葉や考えには耳も貸さないし、

そういう相手は全て敵だと思っていたようだ。

問い合わせ

 

■関東オフィス

神奈川県小田原市浜町4-21-3
  TEL:080-3099-3143
 主宰:柴崎博道

パートナーシップ企業
パートナーシップ企業
長寿のお祝いに、 聴いて一緒に過ごす時間のプレゼント!
長寿のお祝いに、 聴いて一緒に過ごす時間のプレゼント!
宅配プリント