8月15日にこの戦いに終りを告げた。・・・第14章 不遇(6)

願わくば大人としても、

人間としても信用できない相手には

子供も任せたくなかったし、

子供たちの為にと建てた家も維持していきたかったのだが、

残念ながら私ひとりの力では

経済的にも精神的にもその力は無く、

結局全てを手放すという選択を

決断することとなってしまった。

 

但し相手方にも充分な力は無い為

完全に綺麗な形での整理はできず、

家庭裁判所において協議の上、

様々な条件を付記した形での離婚調停を行うこととなった。

 

出来る範囲でのギリギリの調停ではあったが、

実は未だに私の負うべき責任の排除は出来ていない為、

この時の事は今もって私に

大きくのしかかってきている状況だ。

 

そうこうしているうちに季節は夏となり、

私はこの地に来た理由が家族のためであった事を鑑みて、

今となってはその意味も失うこととなった事もあり

この地を離れる決断にも及んでいた為、

仕事についても辞職を願い出ていて、

特に不満もなく反って仕事も覚え

それなりの責任も帯びていた職をも

この年の7月末をもって終える事とした。

 

そして様々な問題の整理をつけるに至った

8月15日にこの戦いに終わりを告げた。

 

この日はこの国が戦争を集結した終戦記念日でもある。

 

そして私は8月31日をもって

この地とかけがえない筈であった

家族との別れを告げた。

 

この様な事がなければごく普通に

子供の成長を見守りながら、

充分ではないかも知れないまでも

そのまま当時の仕事を続け、

家族の為だと思いながら日々を

重ねていた事だろうと思われる。

 

 

問い合わせ

 

■関東オフィス

神奈川県小田原市浜町4-21-3
  TEL:080-3099-3143
 主宰:柴崎博道

パートナーシップ企業
パートナーシップ企業
長寿のお祝いに、 聴いて一緒に過ごす時間のプレゼント!
長寿のお祝いに、 聴いて一緒に過ごす時間のプレゼント!
宅配プリント