最愛の人、独立開業、事業計画・・・第16章 信頼(6)

ただ何とか私を支えていたのは

前にもお話した彼女の存在だけだったように思う。

 

ここまでの私は何とかやってきたという感じではいたが、

最愛の人ともこの頃別れる事となり、

とうとう私には何も無いどころか

どんどん転落している自分を

認めざるを得ない状況とも言えた。

 

それでも私は何とかしなければとの思いで、

松山市内にあった県の機関の一つで、

独立開業を目指す人を支援する組織に相談をし、

そこで運営するブースを借りて挑戦を試みる事とし、

当時いっしょに仕事をしていた人の何人かに声をかけ、

4人で事業計画を練り企画案を作り、

具体的行動を起こす準備を始めていた。

 

事業の目指すところや企画の内容は

悪くないと思ってもらえる人もいたが、

本当に事業として成り立つかに内心疑問もあり、

ましてや私たちにはその道のプロと呼べる人間も無く、

資金力も無い中ではどう考えても想像の世界、

空想の絵空事といったところだった。

 

結局は企画どまりで事を起こすことなど出来もしなかった。

 

今思うと恐らくこの企画は何とかスタートしたとしても、

軌道に乗せるのに相当な時間と費用がかかり、

その途上で早かれ遅かれ頓挫していたと思われる。

 

ただ良かったと思えるのは、

一つには事業を企てる事自体が楽しかった事と、

その準備や考えるべき事がどんな事なのかが分かった事、

そして何より夢があること自体が

生きる糧となる事を実感できた事だった。

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